1回払い
クレジットカードの返済方法のひとつで、約1ヵ月後にクレジットカードでの利用代金を全て支払う方法。クレジットカード会社の締切日と返済日の関係によって、支払いまでに期間が決まるため必ずしも1ヵ月後というわけではありません。例えば月末締め切りで、翌月27日支払いのクレジットカード会社の場合、1日に利用すると最長の57日後の返済となります。逆に月末の利用では最短の27日後の返済となるのです。
締切日はクレジットカード会社にカード伝票が届いて処理された日のことで、クレジットカード加盟店が郵送で伝票を送る場合には、月末利用分が次の締切日になりさらに1ヶ月返済がずれ込むことがあります。しかし最近のCAT端末機では売り上げデータを送付する機能を持つものがあり、その場合は締切日と利用日がずれることはありません。
日本のクレジットカードでは1回払いが最も多く利用されています。クレジットカードの返金利用額が少ないことと、手数料がかからないことがその要因でしょう。海外の場合はリボ払いが中心で、最低金額以上であればいくらでも支払うことができる返済方法が主流のようです。
1回払いでクレジットカード会員に手数料がかからないのは、その分をクレジットカード加盟店が負担しているからです。クレジットカード会社が加盟店に立替払いを行うときに、加盟店手数料を相殺して支払うのです。クレジットカード会社としては1回払いは利益率が低い支払い方法であるため、1回払いを後でリボ払いや分割払いに変更するサービスを行って利益率を高める努力をしています。
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