ブラックカード
ブラックカードは日本だけで使用されている名称で一般的にはプレミアムカードと呼ばれています。プレミアムカードには明確な定義はありませんが、あえて定義付けると年会費は10万円以上でインビテーションによる入会方法しかなく、そのクレジットカード会社の最上位に位置するクレジットカードといったとこでしょうか。ブラックカードという名称はアメリカン･エキスプレスの最上位カード「センチュリオン」のカードデザインが黒を貴重としていることから名づけられています。
現在日本で入会が可能なプレミアムカードと呼べるクレジットカードは前述のセンチュリオンのほかにダイナースクラブの「プレミアムカード」、SBIカードの「ワールドカード」があります。いずれもサービスなどの詳細は公開されていませんが、ワールドカードは年会費157,500円で付帯保険は1億2千万円といったことが公開されています。基本的にプレミアムカードは富裕層を対象としてステータスの象徴として発行されています。アメックスは特にステータスを重要視してゴールドカードやプラチナカードを最初に発行しています。その究極の最上位カードがセンチュリオンです。それまでサービス内容を公開していたため他社にサービスを模倣されていたことから、センチュリオンに関しては非公開としているのかもしれません。
消費者はクレジットカードを選ぶことができますがこうしたプレミアムカードに関してはクレジットカード会社が会員を選びます。それがいいかどうかは別としてこうしたクレジットカードが存在することも発行する側の自由です。後はそのカードを必要とするかどうかは個人の価値観の問題となります。
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