ポジ情報

 ポジティブ情報を略した用語で正常に支払われているかすでに正常完済したクレジットに関する情報のことです。遅れがあるなどの情報はネガ情報と呼ばれていて、クレジットカード審査などでは不利な情報となります。ポジ情報は利用が良好な情報として審査では有利になる場合が多いのですが、ケースによっては審査上不利となる場合もあります。

 ポジ情報には残高に関する情報も含まれていて、この残高が多すぎる場合やクレジットカードの保有枚数が多い場合などは却下の対象となることもあります。多重債務を防止するためにはネガ情報よりもこのポジ情報が重要なものとなります。現在遅れていなくても自分の支払い能力を超えた利用をすることで、多重債務の陥る危険が高い利用状況を判断することができるのがポジ情報です。

 多重債務者の傾向としてショッピングの買い回りが多い、キャッシングの利用率が高く返済のための借入れを繰り返しているという特徴があります。前者は女性が多く、後者は男性が多いのも特徴です。そのためこういった傾向があるかどうかをポジ情報で判断することが、クレジットカード審査では重要な点となります。申込者の年収と比較して残高が50%を超えるようでは、収入に比べて利用が多すぎると判断される可能性があります。もちろん年収が1000万円と 200万円では同じ50%でも大きな違いがあるので、その点も考慮した判断がされます。

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