口座振替

 預金口座から毎月自動的に請求金額を引き落としする支払い方法で、日本のクレジットカードの支払い方法はこの口座振替がメインとなっています。アメリカでは金融機関がクレジットカードを発行するイシュアーとなっているため、小切手での支払いがメインです。そのため返済方式も最低支払金額を設定したリボルビング支払で、最低金額以上であればいくらでも支払うことができるシステムになっています。

 口座振替の場合口座振替依頼書に口座の内容を記入して金融機関に提出します。これはクレジットカード会社を通して提出することになりますが、不備があった場合もいったんクレジットカード会社に返却されます。そのため直接のやり取りよりも時間がかかるので、不備による書き直しが何度も続くとクレジットカードに請求までに間に合わないこともあります。これが口座振替トラブルといわれるもので、事務手続きの遅れによる未払いとなってしまいます。

 口座振替依頼書の不備で最も多いのは印鑑相違や支店名の間違いです。最近は通帳にも印影が添付されていないことが多いので、古い口座の場合には印鑑をよく確かめる必要があります。また金融機関の合併による支店名の間違いや、「○○駅前支店」を単に「駅前支店」と記載してしまう間違いもよく見られます。口座振替トラブルによる遅れでも遅れとして記録されてしまいます。クレジットカード会社は口座振替の手続きができていない場合は、必ず振込用紙を送付することで支払いを促しています。これに気づかずに遅れた場合は、クレジットカード会員の責任になってしまうのです。

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