個人信用情報

個人情報には個人の属性に関する氏名・住所・電話番号・電子メールアドレスなどのほかに、個人信用情報と呼ばれる情報があります。個人信用情報hは属性に関する情報よりも重要なもので、クレジットカードカードなどの利用状況などの信用情報のことを指します。クレジットカードを利用した残高や支払状況などが含まれる情報で、よりプライベートな内容となっています。

 クレジットカード会社はこの個人信用情報を多く抱える企業のひとつで、そのセキュリティーには万全の体制をとることが必要です。個人信用情報は主に審査担当部署や督促業務の担当部署で利用されます。そのため審査担当部署へは他の担当者が簡単には入室ができないようになっています。また、資料を部署以外に基だし場合も全て記録され、持ち帰ったことをチェックするシステムになっています。入室には指紋認証システムを導入したり、防犯カメラを室内に設置したりといったケースもあります。

 督促業務担当部署でも厳重な管理が行われています。督促担当者は場合によっては直接支払いが遅れている会員の自宅を訪問したり、居住しているか確認したりすることがあります。その場合には個人信用情報の写しを持っていくこともあるので、持ち出しの場合は審査部門と同様に厳しいチェックを受けることになります。こういった情報の漏洩はクレジットカード会社などの与信業者にとっては、信用問題にかかわる重要な事故となるため細心の注意により業務が行われています。

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