サイン

 クレジットカードの裏面にはサインパネルがあり、ここにクレジットカード会員自身が署名をすることが義務付けられています。この署名には大きな意味があり、クレジットカード加盟店ではこの署名とカード伝票への署名が一致するかどうかのチェックが義務付けられています。つまり、署名が唯一クレジットカード会員であることを証明する手段となっているのです。

 もし署名を忘れてクレジットカードが盗まれてしまった場合、悪用者がクレジットカードの裏面に署名することができます。その場合クレジットカード加盟店が不正利用であることを見抜くのは難しく、悪用されてもクレジットカード加盟店に責任はありません。署名をし忘れたクレジットカード会員が責任を負うことになり、被害金額を負担しなくてはいけなくなります。署名がないクレジットカードの悪用はカード保険が適用にならないからです。

 特に海外利用ではクレジットカード犯罪が日本よりも多発しているので、署名は必須です。欧米では漢字で署名をした方が真似されにくく、中国ではひらがなの署名が有効といわれています。いずれにしてもクレジットカードが手元に届いた時点で署名をするのを忘れないようにしましょう。

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