立替払い契約

 ショッピングクレジットやクレジットカードのショッピング利用は立替払い契約とも呼ばれています。クレジット会社が利用者に代わって加盟店に販売代金を立替払いすることからこの名称となっています。後払い方式と呼ばれるシステムはこの立替払いが基本となっています。

 立替払い契約ではクレジット会社が加盟店に対して手数料を差し引いて支払いを行います。立替払い後はクレジット会員がクレジット会社に対して1回払いや分割払いで支払いをすることになりますが、分割払いの場合は会員も手数料を支払います。このふたつの手数料がクレジット会社の収入の柱となります。

 加盟店のメリットはクレジット利用による顧客層の拡大や単価のアップ、掛売りによるリスクの回避や人件費の節約などがあります。立替払いがない場合には販売店は掛売りという方法で代金の後払いをしてもらうしかありませんが、支払ってもらえないリスクや集金に人件費がかかるといったデメリットがあります。

 クレジットを利用する側には現金を準備しなくても商品を持ち帰ることができることや、支払いを阿知波以来にしたり分割にしたりするメリットがあります。こうして3者にメリットがある立替払い契約は今ではすっかり消費生活には欠かせないものとなっています。

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