手数料

 クレジットカードのショッピングを利用すると、分割払いやリボルビング支払いでは手数料がかかります。キャッシングの金利については貸金業法で厳しく規制されていますが、ショッピングの規制法となる割賦販売法では手数料に関する規定はありません。遅延損害金に関して残高に対して年6%以上はとってはいけないという規定があるだけです。
 そのためショッピングクレジットやオートローンではさまざまな手数料が設定されています。

 ショッピングクレジットの会員手数料は加盟店単位で設定することができます。クレジットカードでは一律の会員手数料ですが、加盟店契約によって自由に会員手数料が設定できるのです。もちろん基本となる手数料設定はありますが、加盟店手数料との調整により会員手数料負担を軽くすることもできます。
 オートローンで高級外車などは金利1%やゼロ金利で取り扱われているケースがありますが、それは加盟店が会員手数料を負担しているためできることなのです。

 逆に会員手数料の負担が大きいショッピングクレジットもあります。業種によっては利幅が少ないため加盟店の負担を少なくすることが必要なのですが、あまり高い手数料の場合は逆効果になるため今ではあまり利用されていないようです。
 しかしショッピングクレジットを利用する場合には実質年率に注意して、あまり高い手数料率の場合には利用しないほうがいいでしょう。クレジットカードのショッピングでは15%が標準となっているのでそれ以上の場合は敬遠した方がいいでしょう。加盟店の手数料も上乗せされた設定になっている可能性が高いからです。

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