ジャックスの沿革

1954年に設立されたデパート信用販売がジャックスの前身となります。ほとんどの信販会社がそうであったように、クーポンによる間接割賦販売業を開始します。函館が本社でしたが57年には仙台支店を開設して、東北への進出を図ります。1959年には「北日本信用販売」に社名を変更、消費者金融業も開始します。

全国展開

 北海道・東北を中心とした営業展開から全国展開に切り替わるのは1972年のことです。この年東京支店を開設しますが、その後も大阪支店(73年)、名古屋支店(74年)と展開し、75年には本部機能を東京に集中します。76年には福岡・広島支店を開設し、全国展開が一段落したことを受けて社名も現在の「ジャックス」へ変更します。

上限金利の遵守

 多くのクレジットカード会社がグレーゾーン金利でのキャッシングを展開している中で、ジャックスだけは1997年からキャッシング金利を18%に引き下げています。他社に比べて10年早い金利の引き下げは、現在となっては大きな意味を持つことになります。多くの同業他社が「過払い利息の返還請求」により利益が圧迫され、先行きが不透明な中でジャックスだけはその影響をまったく受けないですんでいるからです。そういった意味では実に先見の明があるといわざるを得ません。

三菱UFJグループへ

 以前から三菱UFJグループとはつながりがありましたが、2008年3月に持分法適用会社となったことで正式にMUFGの傘下となります。4月には同じグループの三菱UFJニコスの信販部門をすべて事業継承しています。

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