クオーク(セディナ)の沿革

 クオークは日本総合信用と東京総合信用との合併により設立された信販会社です。日本総合信用は西日本総合信用が前身で、最終的には東西の総合信用が合併したことになります。
 合併に関しては早くから話はあったようですが、東総信は三井住友以外の東京相和銀行との合弁会社であったため、東京相和の破綻まで合併できなかったというのが遅くなった理由のようです。

合併前

 1972年大阪総合信用設立。1974年東京総合信用が設立され、その4年後に西日本総合信用が設立。80年には大阪総合信用のクレジット事業を日本総合信用が譲り受け翌年には本社を大阪に移します。本格的に両社が割賦販売業を行なうのは1994年の割賦購入あっせん業者登録からとなります。

クオークの誕生

 1999年10月両社の合併により株式会社クオークが誕生します。個品割賦(ショッピングクレジット)と集金代行に力を入れた展開で、売上げを伸ばしていきますが、同時に加盟店よりの営業方針のせいか、悪質な加盟店との取引も問題化していきます。

今後の展開

 クオークの救済措置としての意味合いが強いOMCカード・CFとの合併が発表され、今後のクレジット業界の再編が加速されたかっこうとなりました。 2009年4月にはOMCカードを存続会社として株式会社セディナが設立され、クオークは完全に吸収されてしまいますが、同じ三井住友グループには三井住友VISAカードがあり、状況によっては更なる合併も考えられます。

クレジットカード総合情報TOPクレジットカード会社情報>クオーク(セディナ)の沿革
inserted by FC2 system