UCカードの沿革

1969年に第一銀行、富士銀行、日本興業銀行、太陽銀行、埼玉銀行、三菱銀行がユニオンクレジットを設立したのが、UCカードの前身です。参加銀行は三井銀行と大和銀行が加わり三菱銀行が抜けるという変化はありましたが、各行がクレジットカード会社を設立してユニオンカードを発行します。
 銀行系といわれるクレジットカード会社はこういった形でグループを結成することが一般的です。銀行法により銀行が直接クレジットカードを発行することができなかった時代であったからです。1972年にはマスターカードの前身であるICAに加盟し海外専用カードのマスターチャージを発行。88年にはVISAインターナショナルにも加盟し、VISAとマスターカードのデュアル発行を開始しました。現在のユーシーカードに改称したのは1994年のことでした。

クレディセゾンとの提携

 2004年8月にみずほフィナンシャルグループがクレディセゾンと業務提携を行なったことに伴って、ユーシーカードは加盟店・プロセッシング業務だけを引き継ぎ、千代田区から港区に本社を移転し、新たにユーシーカードを設立しています。会員事業を残した旧UCは2006年にクレディセゾンに吸収合併され消滅した。現在のユーシーカードはプロセッシング事業も譲渡して加盟店業務だけを行なっています。2006年以降はUCカードの発行はクレディセゾンが従来のセゾンカードとともに発行をして、さらにサービスも共有となりUCカードでもポイントは永久不滅となりました。

 事業内容の総合あっせん事業はクレジットカード事業のことですが、個品あっせん事業は申し込みのたびに契約を行なう形態で、いわゆるショッピングクレジットのことを指します。

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