ポイントサービスの概要

 クレジットカードのポイントサービスの基本は、クレジットカードでのショッピング利用1000円につき1ポイントが付与され、0.5%の還元率で商品交換ができるというのが一般的です。そのためカード年会費やキャッシング利用はポイント付与の対象とはなりません。シティカードではキャッシング利用についてもポイントを付与していましたが、現在ではショッピング利用だけに制限されています。

 ポイントサービスはクレジットカード会社の利益やカード年会費がその原資となっています。そのため年会費無料のカードは、リボ専用の支払いにして利益率を高めることでポイントサービスを充実させているケースが多いようです。他のサービスを削ってポイントサービスを充実させることもあり、ポイントの還元率は同じクレジットカード会社でもクレジットカードの種類によって大きく違っています。
 前述の0.5%の還元率は一般的なプロパーカードの場合で、リボ専用カードや提携カードでは還元率が1%となる場合も少なくありません。ポイントサービスでクレジットカードを選ぶときは、最終的には還元率で判断するとよいでしょう。

 ポイントサービスがショッピング利用に限られるのは、ポイントサービスを好む客層が女性に多いということもあるかもしれません。女性が好むショッピングとポイントという組み合わせで売り上げを伸ばそうという考えです。キャッシングの利率のほうが高いので、キャッシング利用でもポイントを付与しても問題なさそうですが、、あまり健全なイメージではないことと、借り入れを助長するという点から自粛しているのかもしれません。

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