口座振替
金融機関の預金口座から自動的に引き落としがされる口座振替方式が、クレジットカード返済の中心的な支払方法です。
毎月一定の返済日に引落されるため給与所得者であれば引落日と給料日の関係が重要になります。引落日はクレジットカード会社で決められており、自由に選べるカード会社はほとんどありません。
唯一SBIカードが1日~31日まで選ぶことができ、途中で変更可能ですが金融機関が限定されているのがネックです。またシティカードや三井住友VISAカードは10日または26日とのどちらかを選ぶことができます。
しかしそれ以外のクレジットカード会社は返済日が固定されており、自由に選ぶことができません。経験上返済に遅れる会員はは引落日が給料日前であることが多く、引落日を十分に確認することが必要です。
口座振替のトラブルで多いのが口座振替依頼書を記載する段階で、支店名や届出印を間違えることです。支店名はクレジットカード会社でもチェック可能ですが、届出印は金融機関に送付して初めて間違いがわかります。
そのためクレジットカードを申込んでからかなりの時間が経過してから、口座振替依頼書の書き直しをすることになります。クレジットカードがすでに発想され利用していた場合には最初の引き落としに間に合わないケースも多く支払いトラブルにつながります。
口座振替依頼書記載には十分注意しましょう。特に最近は本人確認法の影響で、金融機関のチェックも厳しくなり、依頼書不備で返却されるケースが増えているようです。