クレジットカード会員と加盟店の関係

クレジットカード会員がカード加盟店でカード利用する場合は、基本的には現金で購入する場合と同じで売買契約の関係となります。
 日本の法律では売買契約が成立するにはお互いの意思表示があれば足ります。つまり「買います」、「売ります」だけで売買契約は成立しますので、特に契約書は不要です。
 契約書はあとでトラブルがあった場合のために、お互いに契約内容をはっきりさせる意味がありますが、それほど高額でない商品の売買では契約書は省略されます。

 クレジットカードを利用して購入した場合には、カード会員と加盟店との売買契約のほかに、クレジットカード会社の立替払い契約が関わってくるので、商品トラブルなどでキャンセルが発生した場合には注意が必要です。
 カード会員と加盟店とのトラブルの大半がこのキャンセルに関わるものです。商品キャンセルと同時にクレジットカードでの売上げもキャンセルすることを忘れないようにしましょう。

 中には悪質な加盟店もありわざとキャンセル処理を遅らせ、加盟店支払を受ける場合があります。加盟店支払の処理が行なわれてしまうとキャンセル処理が複雑となります。つまり加盟店から支払ったお金を取り戻す作業が発生するのです。
 そのため「キャンセル処理は加盟店まかせにせず、クレジットカード会社にも直接確認することを心がけましょう。

クレジットカード総合情報TOPクレジットカードのしくみ>クレジットカード会員と加盟店の関係
inserted by FC2 system