クレジットカード会社とカード会員の関係

クレジットカードを利用するためにはクレジットカード会社に申込を行い審査を受けた上でクレジットカードを貸与してもらうことが必要です。承認された場合にはクレジットカード会員となり、クレジットカード会員規約に従ってくを利用することになります。

 クレジットカードの所有権はカード会社にありカード会員はあくまでクレジットカードの貸与を受けることになります。つまりクレジットカードは借り物なので、それなりに保管することが義務付けられています。
 法律用語で「善管注意義務」と呼ばれている注意を持って保管しなくてはなりません。しかし、それほど難しいことではなく基本的には財布などに入れて常に携帯していれば十分です。

 クレジットカード本体だけではなくクレジットカード番号や暗証番号に関する管理も必要となります。これらの管理を怠ると万一クレジットカードを悪用されても、カード保険が適用になりませんので注意しましょう。

  カード会員規約にはそれを守らないと会員資格が停止されたり、クレジットカード利用ができなくなったりするケースが規定されています。支払の遅延が代表的なケースですが、それ以外にも支払い完了前に購入した商品を売却したり、カードを譲渡したりといった場合にも会員資格が停止されることになります。

 クレジットカードと一緒に送られてくる会員規約は、文字が細かいこともありじっくり読む方は少ないようですが、必ず保管してヒマなときにでも目を通しておきましょう。
 残金一括時の手数料について記載している場合がありますが、その内容によってはショッピング利用を一括清算してもあまり手数料が戻ってこないケースもあるのです。

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