ブラックカード
ブラックカードはプラチナカードを超えるクレジットカード業界最上位のプレミアムカードです。ブラックカードは俗称で、代表的なプレミアムカードであるアメリカン･エキスプレスのセンチュリオンの券面が
黒を基調としていることから名づけられました。
クレジットカード業界でも数社しか発行していない完全な富裕層向けのクレジットカードです。
発行していることを公表していないクレジットカード会社もあり、その状態はベールに包まれていますが、年会費は10万円を超え徹底したコンシェルジュサービスを特長としたクレジットカードのようです。
発行していると推測されるクレジットカード会社はアメリカン･エキスプレス（センチュリオン）、ダイナースクラブ(プレミアムカード）、日本で唯一発行を公表しているSBIカード（ワールドカード）となっています。
ブラックカードの入会は招待制に限られており、プラチナカードのような例外はありません。プラチナカードホルダーから年間利用額などを考慮して選択されるようですが、アメックスのセンチュリオンは定員が決められており、空きがなければ募集も行なわないという情報もあり、 ステータスの高さを維持しているようです。
日本でも三越の外商カードなどは一部の富裕層を対象としてあまり世に知れ渡ってはいないプレミアムカードということができます。このレベルになるとクレジットカードというよりは現金を持ち歩きたくないお金持ちが使用するもので、掛売りをクレジットカード会社が保証している様な印象です。
しかし、これが本来のクレジットカードが目指したステータスを証明するということなのかもしれません。