ETCカード
ETCは高速道路料金をノンストップで支払うことができる清算システムです。かつてのハイウェイカードが廃止された現在、高速道路で割引を受けるにはETCシステムの利用が必須となります。
深夜・早朝割引を受けたり、マイレージポイントによる高速料金割引はETC利用が必須です。また、首都高ではETC利用以外の現金利用は実質的に値上げとなることが決定しています。ガソリン代も高騰している中でETCの導入はドライバーにとって常識となりつつあります。
ETCを利用するには車載器とETCカードが必要です。車載器は基本的に車両に付随するもので、登録番号などの車両データを入力するため、他の車で使用するにはデータの入れ替えが必要です。
ETCカードはどの車載器でも利用可能ですが、利用料金はETCカードの名義人に請求されます。入り口と出口で同じETCカードを利用する限り、行きと帰りで違うETCカードを利用することも可能です。
ETCカードはほとんどのクレジットカード会社のプロパーカードを持っていれば、無料で追加発行が可能です。クレジットカードを持っていない場合にはクレジットカードと同時申し込みをする必要があります。
発行形式には2種類ありクレジットカード一体型と、別発行型です。車載器に入れて使用するETCカードは、置き忘れによる盗難の危険が大きくなります。万一の場合、一体型はクレジットカード機能がある分被害が大きくなる可能性があります。