会員手数料

クレジットカードを分割払いやリボ払いで利用した場合には会員手数料を支払う必要があります。この会員手数料はクレジットカード会社の収益の大半を占めるものです。
 手数料はクレジットカードのショッピングにかかるものをあらわし、キャッシングかかるものは利息と呼ぶのが一般的です。

 クレジットカード会員手数料は実質年率で表記されますが、2008年5月現在では15%が標準となっています。キャッシングとショッピングのリボ払いは1日単位で利息が加算されますが、ショッピングの分割払い場合は月単位で計算されます。

 分割払いの場合は実質年率の15%をアドオン方式の利率に変換したもので計算します。支払い回数で手数料率が決められているため、単純に元金に掛け合わせたものが手数料総額となります。
 元金+手数料総額を回数で割ると月々の支払い金額となります。

 リボ払いの場合は回数が決まっていないため、手数料率を残高に対してかけることで手数料の金額を計算します。残高が10万円であれば、100,000円×15%÷365日×30日=1,232円が1ヶ月あたりの手数料となり、元金に上乗せして支払います。

 分割払いやリボ払いの残金を一括で支払う場合、キャッシング利用は未到来(将来)の利息を請求することはできませんが、貸金貸金業法の対象とならないショッピングの場合には、未到来の手数料のうちの一部を事務手数料の名目で請求されることがあります。契約上の問題で法律違反ではありませんが、事前に会員規約を確認しておくことをおすすめします。知らずに一括すると、最初から1回払いであればかからない手数料を余分に支払うことになります。

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