一般カードの審査

ここでは一般カードは年会費が標準で1000円台で、審査対象者は18歳以上という基準のクレジットカードのことをいいます。クレジットカード会社のプロパーカードも提携カードもこの基準であれば一般カードとして解説しています。一般カードの利用枠は10万円からが標準でクレジットカードによっては最大で100万円を超える場合もありますが、一般的には80万円程度が利用枠の最大限度となります。

 クレジットカード審査では利用枠によって審査基準が大きく変わります。新規の与信の場合は特に影響が大きいでしょう。一般カードの新規利用枠は30万円が標準と考えていいでしょう。提携カードなどでは利用枠が固定されている場合もありますが、ほとんどの場合は30万円を基準として、支払い能力や安定性を考慮して弱い場合には10万円単位で減額をします。新規申し込みで増額するケースは余りありませんが医師や弁護士などの安定性の高い職種や、クレジットヒストリーが良好な場合には50万円までは増額する場合もあります。

 利用枠が10万円の場合はリボ払いであれば月々5000円の支払が可能であれば利用できることになります。またいくら買い回りをしても最大で10万円であれば生活に影響することもありません。そのためパート・アルバイトなどでも十分に支払うことができるため、遅延履歴などのネガ情報がない限りは新規申込の場合は審査を通過する可能性が高くなります。一般カードでは利用枠を最低限度にすることで審査を通過する幅を広げることができるのです。そのため入会条件も「高校生を除く18歳以上」というようにほとんどすべての人が対象となるように表現しています。

 特にプロパーカードはクレジットカード会社にとっては会員数を確保したい種類のクレジットカードです。提携カードは提携先の都合によって提携解除の可能性がありますが、プロパーカードは会員数が多いほど安定した利益を生み出します。そのためプロパーカードの一般カードは利用枠を減額してでも会員数を増やす努力をしているのです。一般カードはもっとも入会しやすいカードなのです。

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