子カードの審査

 単独で発行できなクレジットカードを子カードと呼んでいますが、子カードには家族カードETCカード、後払い電子マネーを利用するために発行される ICカードなどがあります。基本となるクレジットカードに付随して発行されるのが子カードで、支払口座などはすべて基本カードに登録され引落が行われます。利用枠も特に設定されないケースが多く、設定されても基本カードの利用枠の範囲内となります。子カードの中でも家族カードは複数発行することができ、子カード利用者も基本カードの名義人とは違います。家族カード欄にも家族カード利用者が署名を行います。しかし基本カードの名義人が支払を行うため家族カード利用者に対する審査は、それほど重要視されません。過去に支払遅延がなければ問題なく審査は通過します。家族会員は支払も行わないため多少過去に遅れがあっても発行されるケースもあります。基本的には基本カードの名義人に対して審査が行われると思って間違いないでしょう。  

 ETCカードや電子マネーのICカードは基本カードの名義人に対して、カードが発行されます。基本カードの申し込みと同時に申請する場合は、基本カードの審査が通過すれば子カードも発行されます。つまり子カードの審査は行われず基本カードに関する審査だけが行われるといってもいいでしょう。すでに基本カードを持っていて追加発行を申請した場合は、基本カードの利用状況が参照されます。基本カードの利用状況に問題がなければ子カードは発行されることになります。  家族カードの年会費は基本カードに比べて約1/3程度で安くなっています。ETCカードや電子マネー用ICカードは年会費無料が原則です。

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