却下理由別の対応方法2

4.他社を含めた残高やカード保有枚数が多く与信オーバーと判断された場合
 利用状況に遅れがなく収入や居住も安定しているのに却下された場合には、利用件数や残高に問題があるケースが多くなります。クレジットカードの保有枚数や利用可能な金額は無制限ではありません。クレジットカード会社が収入以上の与信を与えることはありません。
 目安としてクレジットカードであれば利用枠を、ショッピングクレジットなどは残高を合計してみましょう。年収の1/3を超えて1/2に近い場合には与信オーバーでの却下が考えられます。不要なクレジットカードは解約し、ショッピングクレジットの残高が少なくなってから再度申し込みしてみるといいでしょう。この場合も最低6ヶ月以上経過してから申し込みすることが必要です。
5.直近の申込件数が多い場合
 残高やクレジットカードの保有枚数が多くなくても、直近の申込件数が多い場合には却下されることがあります。「クレジットカードであれば何でもいいからすぐに欲しい」といった考えであると判断されてしまうからです。クレジットカードの申し込みに計画性が感じられない上に、「すぐにキャッシング利用したいのでは?」といった疑問をもたれてしまいます。
 申込情報は6ヶ月保存されるため6ヶ月経過後に申込する必要がありますが、クレジットカードに優先順位をつけて必要なクレジットカードから申し込みをしましょう。却下された場合でも6ヶ月に一度というように申し込みをして短期間に集中して申し込みをしないことが重要です。
6.申し込み書に虚偽記載があった場合
 勤続年数や居住年数、年収には裏付資料を提出しないためある程度ごまかして記入することが可能ですが、発覚した場合には虚偽申し込みで却下されるのはもちろんですが、悪質な場合はネガ登録されて他社でも申し込みができなくなります。
 クレジットカード会社では矛盾があると判断した場合には住民票を取得して調査することもあり、他社情報なども参照するため虚偽申し込みが発覚する可能性は高いのです。万一クレジットカードが発行されても後日発覚した場合には会員資格が停止となります。
 虚偽申し込みはメリットがないので絶対にしないようにしましょう。
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